今の日本の働き方を見ると、ブラック企業だとか社畜だとかそういった言葉をよく聞きます。特にベンチャー企業や飲食業界ではそうした働き方は珍しくないという雰囲気もあります。本来ならば2人でやる仕事を1人にまかせて、個人の頑張りにすべてを委ねるということが多い気がします。
中でもIT業界は新3Kで「きつい、帰れない、給料が安い」とも言われることがあります。手っ取り早く利益を上げるには、人件費を削るのが一番なのでそうなってしまったのでしょう。元々残業代が給料に入っている、というところもあればそれはまだマシな方で、残業代が支払われないところも今ではたくさんあります。そうした環境で働いていれば限界まで精神はすり減ってしまうでしょう。
では残業が発生しない働き方はどういったものがあるのかというと、時給で働くことです。つまり非正規雇用となるわけですが、福利厚生の面や収入を考えると一概にこちらのほうがいいとは言えません。時給でなくとも契約社員や派遣社員といった非正規雇用で働くことには、様々な懸念点があります。若年層にこうした働き方で働く人達が多くいるので社会問題にもなっています。一般的には非正規雇用の方が正規雇用より福利厚生もそうですが、給料は低いことが多いです。給料が低ければ結婚、ましてや子どもを持つことなど考えられないし、そうなれば少子化がどんどん加速していきます。労働人口が減ることになるので日本の国力を維持できなくなり、暮らしの水準が今より下がってしまう可能性が大きいのです。非正規と正規社員の格差が問題になっているのであれば、どうにかその線引きをゆるくすることはできないのかと思います。若者が自由度が利く非正規を好むようですが、無理やり正社員に導こうとするのではなく自由に働きながら社会的な保障もしっかり整った環境を作り、みんな安心して快適に働けるようにすればよいのではないでしょうか。